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金魚のともだち

転校するときに、旧居から一緒に連れてきた金魚、
2年半、外の水槽で生きています。
オランダです。

今日の朝、様子がおかしいと引き上げて、塩で応急処置をしましたが
子どもが帰宅するまで持つかなぁと心配しつつ、見ていました。

夕方、子供が帰宅すると、瀕死な状態でも呼びかけると動く。
心があるのかも、と思ってしまう。
餌が欲しい時だけ、ふらふら泳いで踊っていたわけでもなさそう。

子どもがなんだかうまくいっていないとき、金魚に話しかけたり、存在そのものに癒されたりしていた・・
朝、そこにいるのが当たり前で見送ってくれていたんだな、
帰宅時に向かえてもくれていた・・・
この家に来て、それが当たり前だったのに、その存在がなくなると
ぽっかりとさみしくなって、穴が開いたよう・・・

名前もあった。
「るん」

名の通り、いつもるんるんと明るく泳いで、餌を食べるのが大好きな張り切り金魚であった。

るーん!といつも呼びかけていた低学年の子供を思い出すと、なんだかほほえましい・・・

時間が経つってこういう事でもあるんだな。

今、瀕死の状態でバケツにいますが、普段世話をしていたわけでもない子供が
やっぱり悲しくて、泣いて泣いて、思い出しては泣いて、こちらが
気の毒になるくらい涙流しています。

私も、庭の水やりをしたあとに、何気なく「るん」に話しかけて癒されていたんだと思うと、やっぱりさみしいな。
泣けてきます。
新聞配達のおじさんも、るんを毎日見て癒されていたはず。
よく生きてるなー暑いのにっていつも言ってくれてたっけ。

夜は越せないと思うけど、金魚と過ごした2年半は、こどものかけがえのない思い出になると思います。
私にとっても。

さて、明日はどうなることか…







by harenohiureshii | 2018-08-30 19:50 | 金魚 | Comments(0)